矯正歯科治療で横顔は変わる？
矯正治療をすることによって、歯並びや口腔機能が改善するだけでなく、横顔の見た目もかなり改善されるケースが多いです。
歯並びが悪いと口元が盛り上がって見えることがあります。矯正治療で歯並びが改善すると、前歯や唇が後方に下がりきれいな横顔に整えることができます。
口を閉じているときの横顔だけでなく、笑ったときや会話のときの口元の印象も大きく変わるケースも少なくありません。
口元の横顔にお悩みやコンプレックスをお持ちの方は、理想の口元に近づける可能性がありますので、お気軽にご相談ください。
口ゴボ
前歯が前方に突き出ていることが原因で口元が盛り上がって見える状態のことを口ゴボといいます。口ゴボだと、横から見たときに鼻先と上唇の位置が同じくらいになってしまい横顔のバランスが悪く見えてしまいます。
口元が前突していると、鼻の下（人中）が長く見えたり、口を閉じにくくなることがあります。その結果、顎のオトガイ筋が緊張し、顎先に梅干し状のシワができることもあります。多くの方がこのような口ゴボをコンプレックスに感じることが多いです。
また、出っ歯が原因で口が閉じにくくなると、口腔内が乾きやすくなります。そのため、唾液による自浄作用が働きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まるため、注意が必要です。
スマイルライン
スマイルラインとは、口角をあげて笑ったときに見える前歯の先端を結ぶ線のことです。スマイルラインが下唇に沿って緩やかなきれいな曲線を描いていると女性的な印象を与え、水平だと男性的な印象を与えるといわれ、スマイルラインが整っていると明るく爽やかな印象を与えることができるといわれています。
スマイルラインは顔の印象に大きく関わりますので、人前に立つ機会が多い方の中にはスマイルラインにこだわる方も多くいらっしゃいます。
スマイルラインが崩れてしまう大きな原因は歯並びの乱れです。出っ歯や叢生、受け口、すきっ歯などの不正咬合が原因でスマイルラインが崩れてしまっている場合は、矯正治療で理想のスマイルラインに近づける可能性があります。
Eライン
顔を横から見たときの鼻先と顎先を結んだラインのことEライン（エステティックライン）といいます。
Eラインは元々欧米人のための指標なので、理想とされるEラインの基準は欧米人と日本人とで異なります。日本人の顔立ちは欧米人に比べて下顎の先が後ろにあり鼻が低い傾向があるため、日本人は上唇の先がEラインの上か、やや後方に位置していることが理想的なEラインとされています。
しかし理想とするEラインの基準は人それぞれ異なりますので、あくまでも一般的な基準として参考にするようにしましょう。
Eラインは鼻の高さや顎の位置によっても影響されますが、歯並びによってもEラインが崩れることがあります。
矯正治療によって口元の突出が改善し、Eラインを整えることができる可能性があります。
理想的なスマイルラインとEラインを目指す矯正歯科治療
矯正治療で歯並びやかみ合わせを整えることで、理想的なスマイルライン・Eラインに近づけることが可能です。
当院は、患者さまの歯並びやご要望に合う最適な治療法をご提案いたします。乱れた歯の大幅な移動や、細かな調整が必要な場合はワイヤー矯正が適しています。目立ちにくい矯正器具にも対応していますので、口元にお悩みがある方はぜひお気軽に当院へご相談ください。