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歯をメンテナンスすると認知症やキケンな病気を予防できる?

こんにちは。
 

JR山手線「浜松町駅」北口から徒歩3分、都営大江戸線・浅草線「大門駅」A1出口から徒歩30秒にある
「トラストデンタルクリニック大門浜松町」です。
 
 

高齢化社会の加速が留まらない我が国では、全国の認知症の高齢者数が460万人を超えました。
 

このままいくと2025年には675~730万人まで増え、高齢者のうち5人に1人が認知症になると予測されています。
 

その約7割を占めるのが、アルツハイマー型認知症です。
 

実は、アルツハイマー型認知症の発症・重症化には、歯周病が深く関係していることが明らかになっているのです。
 
 

歯周病が認知症を悪化させる?

歯周病と認知症の関係は、かねてからさまざまな研究機関によって報告されてきました。
 

そんな中、歯周病の原因菌のひとつであるジンジバリス菌がアルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβを脳に蓄積させて記憶障害を起こすというメカニズムがいよいよ解明されました。
 

また、「自分の歯で噛む」という行為は脳を活性化させます。高齢になっても、できるだけ自分の歯を失わないことが大切です。
 

これから認知症の治療法の研究が大きく前進することが期待されますが、現時点では歯周病の治療や口腔ケア、歯のメンテナンスが、もっとも認知症の予防への近道ということになります。
 
 

口腔ケアは全身疾患を予防する

歯のメンテナンスや口腔ケアで予防できるのは、認知症だけではありません。
 

歯周病菌が気管や血管に入り込んで全身を巡ると、重い全身疾患を起こす危険があります。
 

例えば肺に入り込んで炎症を起こすと、高齢者の死因の上位である誤嚥(ごえん)性肺炎につながりますし、その他にも心臓疾患、脳卒中、心筋梗塞といった命にかかわる全身疾患を発症させることがあります。
 

特に妊娠中の女性はホルモンバランスの影響で歯周病になりやすいのですが、歯周病菌の影響で早産・低体重児出産などのリスクが高まりますので要注意です。
 
 

歯磨き・口腔ケアで認知症を予防

認知症や全身疾患にならないためにも、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診&メンテナンスをしっかりと継続していきましょう。
 

トランスデンタルクリニックでは、一人ひとりの年代やお口の状態に合わせて、効果的なセルフケアの方法をアドバイスしています。ぜひご利用ください。