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抜いたほうがいい親知らずとは?

こんにちは。
 
JR山手線「浜松町駅」北口から徒歩3分、都営大江戸線・浅草線「大門駅」A1出口から徒歩30秒にある
「トラストデンタルクリニック大門浜松町」です。
 
 

「親知らず」は20歳前後に生えてくる、もっとも奥の歯です。
 
前歯から数えて8番目に当たり、上下左右で合計4本あります。中には「親知らず」が歯ぐきに埋まったまま、生えてこない人もいます。
 
 

「親知らずは必ず抜くもの?」というイメージを持っている方もいるようですが、実はそうとは限りません。
 
なぜ「抜くもの」という印象があるのかというと、親知らずに「痛みがある」「腫れる」といったトラブルが起こりやすいからです。
 
そこで今回は、抜いたほうがいい親知らず、逆に抜かなくてもいい親知らずについて解説します。
 
 

抜いたほうがいい親知らずとは?

抜歯したほうがいい親知らずは、下記のようなケースです。
 
●斜めになっていて、隣の歯にもたれ掛かっている。
 
●歯ぐきに半分うまっている。
 
●歯並びからズレで不正な位置に生えている。
 
●親知らずの周りの歯ぐきが腫れている、痛みがある。
 
●親知らずがむし歯になっている。
 
 

生え方が不正で、すでにむし歯になったり歯ぐきに炎症を起こしている親知らずや、隣の歯に倒れ掛かって力を掛けている親知らずは、抜歯したほうがいいでしょう。
 
親知らずが隣の歯に圧をかけるような異常な生え方をしていると、そこからどんどん前へ押され、加齢とともに出っ歯やガタガタの歯並びになっていく恐れがあります。
 
 

抜かなくてもいい親知らずとは?

●まっすぐ正常に生えている。
 
●むし歯や歯周病にかかっていない健康な状態である。
 
 
健康状態や生え方に問題がない親知らずは、残しておいたほうがいいでしょう。
 
ただし、反対側に噛み合わせている歯があることが条件です。
 
噛み合わせに参加していない歯は、噛み合わせる対象を求めてどんどん伸びてきます。そうなると、歯並びがガタガタになりやすく、いずれ歯の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。
 
 
自己判断が難しいため、特に痛みなどのトラブルがなくても、親知らずが生えてきたら歯科医院でチェックを受けるといいでしょう。
 
もし、親知らずがむし歯になっていたら、早期発見・早期対応できるという大きなメリットがあるので、おすすめです。