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歯がボロボロだと治療費はいくらに?お金がない場合の対処法も紹介

歯がボロボロ

歯がボロボロだと治療費はいくらに?お金がない場合の対処法も紹介

歯がボロボロと言っても、その程度は人によって異なります。

例えば保険適用で複数の歯に詰め物や被せ物をするだけであれば、10,000円前後の治療費で済みます。一方全ての歯を保険適用外のインプラントにする場合は、数百万円の治療費が必要です。

今回は、歯がボロボロの人にかかる治療費について、虫歯の程度や治療法別にまとめました。

「ボロボロの歯を治療したいがお金がない」と悩む方のための対処法も3つ紹介します。

歯科医の目線から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、自身の歯の治療にどのくらいの費用がかかるのか、具体的なイメージが湧きますよ。

歯がボロボロな人の治療費は虫歯の程度や数によって異なる

虫歯が進行すればするほど、そして本数が多くなればなるほど、治療費がかかります。

虫歯の進行度合いを表す言葉として「C0・C1・C2・C3・C4」があります。歯科検診で聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

それぞれが表す虫歯の進行度合いは以下のとおりです。

  • C0:初期の虫歯
  • C1:エナメル質の虫歯
  • C2:象牙質の虫歯
  • C3:神経まで達した虫歯
  • C4:歯根まで達した虫歯

軽い虫歯(C0・C1)1本だけであれば、治療費はそれほどかかりません。詰め物や被せ物をするだけで済むので、治療費は10,000円前後です。

一方で重度の虫歯(C3・C4)が複数あれば、治療費はかさんでしまいます。

重度の虫歯(C3・C4)だと、保険適用でも歯1本あたり最大2万円程度の治療費が必要です。

治療の成功率を高めたり審美性を損なわないためには、保険適用外の治療も選択肢に入ってきます。その場合は、歯1本あたり10万円以上の治療費がかかります。

歯がボロボロな人にかかる治療費を方法別に紹介

歯がボロボロな人にかかる治療費を、以下4つの治療法に分けて紹介します。

  • 被せ物
  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

それぞれ詳しく見てみましょう。

被せ物

保険適用

銀歯:10,000円程度
白い被せ物:15,000円程度

保険適用外

80,000〜180,000円

被せ物は、虫歯や歯の割れを修復するために用いられます。

「銀歯を増やしたくないから」という理由で、保険適用の白い被せ物(コンポジットレジンなど)を選択される方が増えています。

確かに治療費を抑えつつ審美性も損なわないのですが、強度が弱く欠けやすいのが欠点です。

「欠けてしまったが歯医者に行くのが面倒で放置していたら、そこから虫歯が進行して神経に達してしまった」なんてことになりかねません。

よって費用面で余裕があれば、保険適用外のセラミックをおすすめします。

ブリッジ

保険適用

30,000〜45,000円

保険適用外

240,000〜540,000円

ブリッジは、虫歯や外的な衝撃などの理由で欠損した歯を補うための治療法です。両隣の歯を支えとして、まるで橋を架けるように歯を補うことから「ブリッジ」と言います。

ブリッジは、入れ歯のように着脱する必要がありません。よって隣の歯が残っている場合には、入れ歯よりもブリッジを希望される方が多いです。

しかしブリッジの治療を施すには、支えとするために両隣の歯をある程度削る必要があります。

後述するインプラントとは異なり、ブリッジは保険適用ができます。よって治療費を抑えたい方におすすめの選択肢です。

当院(トラストデンタルクリニック)でも、保険適用でブリッジの治療を行っています。

入れ歯

保険適用

総入れ歯:30,000円程度
部分入れ歯:20,000円程度

保険適用外

総入れ歯:300,000〜700,000円
部分入れ歯:100,000〜400,000円

入れ歯もブリッジと同様に欠損した歯を補うために用いられます。取り外し可能である点が、ブリッジとの違いです。

保険適用と保険適用外では、以下の違いがあります。

  • 強度
  • 装着時の違和感
  • 審美性
  • 食感の違和感

寝るときには、入れ歯を外して洗浄します。よって1日のうち数時間は「歯がない状態」で過ごさなければなりません。

またキャラメルなど粘着性の高いものを食べた際に、外れてしまうリスクがあります。

よって、取り外しが不要なブリッジやインプラントの方がおすすめです。

インプラント

保険適用

原則なし

保険適用外

1本あたり400,000〜700,000円

インプラントは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

審美性・強度などあらゆる観点でベストな選択肢ですが、その分費用もかかります。

歯がボロボロの状態からでも、芸能人のように綺麗な歯を手に入れられます。

歯がボロボロだけどお金がないと悩む人が治療費を抑えるための選択肢

「歯がボロボロだけどお金がない」と悩む方には、以下3つの選択肢をおすすめします。

  • 保険適用の治療を受ける
  • デンタルローンを利用する
  • 自由診療の場合は複数の歯医者に相談する

各選択肢について詳しく解説します。

保険適用の治療を受ける

歯の治療は、保険適用と保険適用外に分かれます。保険適用の場合、自己負担は3割で済みます。

虫歯の程度には、C0〜C4の5段階あるとお伝えしました。虫歯がどの程度進行していても、保険適用の選択肢は存在します。

例えば総入れ歯も、保険適用であれば自己負担30,000円ほどで作成可能です。一方保険適用外の自費診療で全ての歯をインプラントにする場合は、数百万円の治療費がかかります。

よって「歯がボロボロだけどお金がない」と悩む方には、保険適用の治療がおすすめです。

また保険適用の歯科治療は、医療費控除の対象になります。年間の医療費が10万円を超えると医療費控除で税金が下がるため、間接的なお金の節約にもなります。

デンタルローンを利用する

保険適用の治療よりも保険適用外の治療の方が、審美性や治療の成功率の観点でメリットがあります。

しかし以下のように「本当は保険適用外の治療を受けたいけどお金がない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

  • これ以上銀歯を増やしたくない…
  • 保険適用の白い歯(コンポジットレジン)は強度が低くて欠けやすいって聞くし…

そういった方におすすめの選択肢が、デンタルローンです。

デンタルローンを利用すれば、インプラント・歯髄温存療法・歯列矯正・ホワイトニングなどの比較的高額な治療を、分割払いで受けられます。

一般的な金利は年2.5〜8.8%と、キャッシングやカードローンと比べてもお得です。

「多少の金利を支払ってでも、より美しい歯を手に入れたい」と考える方は、デンタルローンの利用を検討してみてください。

自由診療の場合は複数の歯医者に相談する

歯医者での保険適用治療にかかる治療費は、全国一律です。厚生労働省が定める診療報酬点数を基に、治療費が定められています。

「1点=10円」です。よって例えば、初診料は全国一律「267点(2024年時点)=2,670円」となります。

実際には3割負担なので「2,670÷3」で患者様の負担は890円です。

一方保険適用外の治療(自由診療)は、歯科医院が治療費を自由に設定できます。

治療費を提示されたらインターネットで相場を調べてみましょう。あまりにも相場からかけ離れているようであれば、他の歯医者での治療を検討してみてください。

しかし治療費が極端に安い場合は、レベルが低い可能性があるため要注意です。

費用に納得できて、信頼もできる歯医者を探しましょう。

「歯がボロボロすぎて歯医者に行けない」「恥ずかしい」と悩むうちに治療費はどんどん増えていく

虫歯は風邪と異なり、自然治癒しません。

以下のように悩んでいるうちにどんどん進行し、それに伴って治療費も増えていきます。

  • 歯がボロボロすぎて時間や費用がかかりそうだから…
  • 歯医者にボロボロの歯を見られるのが恥ずかしいから…

つまり少しでも治療費を抑えたいのなら「今」がベストタイミングです。

例えば歯医者に行く時期が少しずれるだけで、虫歯が神経に到達するか否かが変わってきたりします。

数年、数十年ぶりに歯医者に行くのは、誰だって不安です。歯医者について調べている今の勢いを、うまく利用してみましょう。

なかなか歯医者に行く踏ん切りがつかない方は、以下の記事をチェックしてみてください。

関連記事:歯がボロボロすぎて歯医者に行けない人必見!5つの原因と放置の危険性を解説
関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク

トラストデンタルクリニックなら治療費の総額を抑えられます

トラストデンタルクリニックなら治療費の総額を抑えられます

トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。

「ボロボロの歯」の治療に特化しており、以下のように治療実績も豊富です。

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▲当院での治療例

当院では、さまざまな選択肢をご用意しています。インプラントは保険適用外ですが、ブリッジは保険適用が可能なので、治療費を抑えられます。

また当院では、急に治療を始めることはありません。

CTやレントゲン等で精密な検査を行い患者様の口腔内を正確に把握して、それをモニターに写し出し、どこをどのように治療するのかを丁寧に説明させていただきます。

首都圏で「歯がボロボロ」とお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院の歯科治療について詳しく見てみる

まとめ

歯がボロボロの人にかかる治療費や「ボロボロの歯を治療したいがお金がない」と悩む方のための対処法について解説しました。

ボロボロの歯を放置すればするほど、治療費はかさんでしまいます。

少しでも治療費を抑えて、綺麗な歯を手に入れたいのであれば、この機会に気になる歯医者を予約してみましょう。

首都圏で「ボロボロの歯」の治療に特化した歯医者をお探しの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院の歯科治療について詳しく見てみる