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インプラントで後悔する8つの理由をブログから厳選して解説

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インプラントで後悔する8つの理由をブログから厳選して解説

インプラントは数ある歯科治療法の中で、最も審美性や耐久性に優れた選択肢です。

しかし、なかにはインプラント治療を受けて後悔している方もいます。

「インプラント治療を検討する上で、ポジティブな声だけでなく後悔している人の声も知っておきたい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

今回はインプラント治療を受けて後悔する8つの理由を、ブログやSNSから厳選してまとめました。

インプラント治療を得意とする歯科医の目線から、忖度なしの本音で解説します。

記事を最後までチェックすれば、歯医者のホームページ等にはなかなか掲載されない、インプラント治療のネガティブな側面について理解できます。

インプラントで後悔する8つの理由【ブログから厳選】

ブログやSNSでよく見られた「インプラント治療で後悔する理由」は以下の8つです。

  • 細菌感染を起こしてしまったから
  • インプラント周囲炎になったから
  • 治療費がかかりすぎたから
  • 老後に除去ができなくなったから
  • 前歯が長くなったから
  • 奥歯はそれほど見えないから
  • 手術が怖かったから
  • 白すぎて芸能人みたいだと言われるから

それぞれ詳しく見てみましょう。

細菌感染を起こしてしまったから

インプラントは、外科手術を伴う治療法です。顎骨に人工歯根を埋入します。

その際、細菌感染を起こしてしまう可能性があります。

細菌感染が起きるのは、ごく稀なケースです。しかし糖尿病患者や歯周病患者は、細菌感染のリスクが高いと言われています。

傷口の回復を待たず、抜歯直後の傷口に人工歯根を埋入する「抜歯即時埋入」だと、リスクはさらに高くなるでしょう。

細菌感染が起きると、痛みや腫れが続いたり、治療のやり直しが必要になったりします。

そのため、「やっぱりインプラント治療はやめておけば良かった」といった声が生まれます。

関連記事:インプラントの抜歯即時埋入とは?メリット・デメリットや費用について解説
関連記事:糖尿病だと歯がボロボロになるって本当?5つの原因よくある誤解を解説

インプラント周囲炎になったから

インプラント周囲炎とは?:
インプラント周囲の歯茎や骨が歯周病菌に感染した状態。インプラント版の歯周病。

インプラント治療を行うと、インプラント周囲炎になる可能性があります。

インプラント周囲炎の原因は、口内のメンテナンス不足による歯周病菌の増加です。

インプラント周囲炎になると、歯周病と同じような炎症が起きます。そのまま放置すると顎骨が溶け、最悪の場合インプラントが脱落してしまいます。

そのため「せっかくインプラント治療を受けたのに、こんなことになるなんて…」と後悔してしまうのです。

インプラント治療を受ければ、綺麗で頑丈な歯を手に入れられます。しかし、歯のメンテナンスが不要になるわけではありません。

インプラントなので虫歯にはなりませんが、歯石はつきます。

インプラント周囲炎を防ぐには、日々の丁寧な歯磨きや定期的な歯石取りが欠かせません。

治療費がかかりすぎたから

インプラントは数ある治療法のなかで、最も費用がかかる選択肢です。治療費は1本あたり40〜70万円で、原則として保険適用はありません。

複数本の歯にインプラント治療を行う場合、数百万円の治療費がかかります。

無理をしてインプラントの治療費を捻出すると、その後の生活に支障が出て「こんなに生活が苦しくなるならインプラント治療なんて受けなければ良かった」と後悔してしまいます。

たしかにインプラントは、費用のかかる贅沢な治療法です。しかしデンタルローンを組んだり、ブリッジと併用したりして、負担を抑える方法もあります。

関連記事:インプラントとブリッジはどっちがいい?費用の違いや併用の選択肢について解説
関連記事:インプラントが保険適用になったのはいつから?条件が厳しすぎるって本当?将来についても解説

老後に除去ができなくなったから

インプラントは、埋入時と同じような外科手術によって除去が可能です。

年を重ねると、場合によってはインプラントのメンテナンスが難しくなります。

例えば要介護・寝たきり・認知症だと、歯医者への通院が難しくなるでしょう。歯磨きの精度も落ちます。

そうなると、インプラント周囲炎になるリスクは上がってしまいます。

しかし「インプラントはやめて入れ歯にしよう」と思っても、上記のような状況では外科手術を受けられないかもしれません。

「若い頃は綺麗な歯を手に入れられて良かったけど、老後になって困っている」という方もいます。

関連記事:インプラントにした人の老後が悲惨と言われる5つの理由!メリットや年代別割合も解説

前歯が長くなったから

歯が抜けると顎骨への刺激が減り、骨が痩せていきます。ご高齢で入れ歯をしている方の口周りにシワが目立つのもそのためです。

インプラントでは、抜歯後に人工歯根を埋入します。そのため顎骨への刺激は続きますが、それでも骨が痩せることは避けられません。

そうなると歯茎が退縮して、歯が長く見えてしまいます。特に前歯の顎骨は、奥歯と比べて薄くて痩せやすいとされています。

場合によっては、インプラントの結合部が露出して、歯茎が黒ずんで見えることもあるでしょう。

以上から審美性やメンテナンス性に悪影響を及ぼし、後悔する方もいます。

歯茎退縮を防ぐためには、正しいブラッシングや定期的な歯科健診、禁煙などが必要です。

奥歯はそれほど見えないから

インプラントの治療は、前歯にも奥歯にも行えます。

前歯は、少し口を開けただけでもよく見えます。しかし奥歯は、余程大きく口を開けない限り見えません。

「滅多に見えない奥歯まで費用のかかるインプラントにしてしまった」と後悔する方がいます。

審美性や耐久性ではインプラントがベストな選択肢ですが、少しでも費用を抑えたいのであれば、奥歯はブリッジや入れ歯にしても良いかもしれません。

しかし入れ歯には抵抗感がある方もいらっしゃいます。またブリッジは、両隣の歯が健康でなければ選択できません。

関連記事:インプラントとブリッジはどっちがいい?費用の違いや併用の選択肢について解説

手術が怖かったから

インプラントは、外科手術を伴う治療法です。抜歯をした箇所に人工歯根を埋入して、その上から人工歯を取り付けます。

もちろん外科手術の際は、局所麻酔を使用します。そのため痛みはありません。

しかし、意識はあるため「手術が怖い」と感じる方もいます。

インプラント治療時の手術が怖いのであれば、静脈内鎮静法を行っている歯医者がおすすめです。

静脈内鎮静法は、点滴によって鎮静剤や麻酔薬を投与する方法です。全身麻酔ではありませんが、眠っているような感覚のなかで治療を受けられます。

費用は5〜10万円で、保険の適用はありません。

また局所麻酔が怖い方には、表面麻酔によって注射針が刺さる感覚を感じにくくする方法もあります。

関連記事:インプラントの麻酔方法・種類は2つ!静脈内鎮静法・局所麻酔の特徴や費用を紹介

白すぎて芸能人みたいだと言われるから

インプラント治療では、歯の色を選択できます。自ら色を選択する必要はなく、周りの歯に馴染むような色を歯医者側が選ぶのが一般的です。

そして歯は、ただ白ければ良いというわけではありません。これはすべての歯にインプラント治療を施す場合も、数本だけの場合も同様です。

一部の芸能人のように真っ白な歯は、違和感を生みます。「偽物みたいな歯だね」と言われて後悔する方もいます。

例えば前歯1本を真っ白なインプラントにした場合、他の歯との色の違いが目立つでしょう。

そうなると、せっかくインプラント治療を受けたのに、口を開けて笑うのが恥ずかしくなることがあります。

「インプラント治療は後悔しかない」は間違い

残念ながら、インプラント治療で後悔をしてしまう方もいます。しかし「インプラント治療は後悔しかない」は間違いです。

以下のような理由から「インプラント治療を受けて良かった」と感じる方が大多数です。

  • 歯に関するコンプレックスから解放される
  • 自分の歯で噛む感覚を守れる
  • 顎骨が痩せるのを防げる

1つずつ詳しく解説します。

歯に関するコンプレックスから解放される

歯にコンプレックスがあり、知人との会話中に口を開けて笑えなかったり、写真を撮る際に口を開けられなかったりする方もいらっしゃるでしょう。

インプラント治療を受ければ、こういった歯に関するコンプレックスから、完全に解放されます。

日常生活で「歯が黒くなってるから…」「歯が欠けてるから…」と気にする必要はなくなります。

こういった歯に関するコンプレックスからの解放が、インプラント治療を受ける最大のメリットです。

もちろん入れ歯やブリッジでも欠損した歯を補えます。しかし違和感を覚えたり、見た目が無自然になったりします。

入れ歯は最も費用のかからない選択肢ですが、毎日着脱しなければなりません。生活中に外れてしまうリスクも付きまといます。

関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク

自分の歯で噛む感覚を守れる

インプラント治療では、顎骨に人工歯根を埋め込みます。そのため、天然歯に近い噛み心地を再現可能です。

入れ歯やブリッジの場合、歯茎や両隣の歯で支える構造なので、噛む力や感触が低下します。

天然歯で噛む力を100%とした場合、インプラントの噛む力は80〜90%と言われています。一方ブリッジだと60〜80%、部分入れ歯は30〜40%、総入れ歯は10〜20%です。

インプラント治療を行えば、歯があった頃と同じように食事を楽しめます。固いものや粘り気のあるものに気をつける必要もありません。

顎骨が痩せるのを防げる

歯を失うと、顎骨への刺激がなくなり、骨が徐々に痩せてしまうとお伝えしました。進行すると、顔の輪郭が変わったり、周囲の歯に悪影響を及ぼしたりします。

インプラントは、人工歯根を顎骨に埋入する治療法です。そのため噛む刺激が骨に伝わり、痩せるのを防げます。

もちろん天然歯と比べると骨への刺激が弱まるので、前述のとおり前歯が長く見えたりする可能性はあります。

しかしインプラントは、ブリッジや入れ歯などの歯を喪失した際の治療法と比較して、最も顎骨が痩せるのを防げる選択肢です。

「老後に入れ歯になると顔が変わる」と言われるのは、顎骨が痩せるからです。

インプラントを選択すれば、骨のボリュームを維持し、健康的な口元を長く保てます。

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにお任せください

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにお任せください

トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。インプラント治療を得意としています。

ブリッジとの併用やデンタルローンなど、費用負担を抑えるための選択肢を複数ご用意しています。

当院における前歯4本の治療事例(インプラント2本・ブリッジ2本、治療期間6ヶ月、治療費132万円)

Before

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにお任せください

After

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当院の強みは、サージカルガイドを使用した、メスを使わない低侵襲インプラント治療です。

低侵襲インプラント治療によって術後の痛み・腫れは軽減されます。手術時間も短縮され、20分で終わるケースも珍しくありません。

また治療時の麻酔についても、複数の選択肢をご用意しています。眠っているような感覚で治療が受けられる静脈内鎮静法や、局所麻酔の前に行う表面麻酔も選択可能です。

当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。

首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院のインプラント治療について詳しく見てみる

まとめ

インプラント治療を受けて後悔する8つの理由を、ブログやSNSから厳選して解説しました。

たしかにインプラント治療を受けて後悔する方もいます。しかし後悔する理由の大半は、治療法やメンテナンスによって防げます。

後悔する理由やその対処法を知っておくことが、後悔しないインプラント治療への第一歩です。

首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

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