インプラントは痛いですか?術中・術後・数年後に分けて歯科医が忖度なしで解説
「インプラントは痛いですか?」の質問に対する回答は「手術中は痛くないが手術後や数年後に痛みが出る方はいる」です。
痛み |
|
手術中 |
局所麻酔をするので痛くない |
手術後 |
人によっては数日腫れたり痛んだりするが痛み止めが処方される |
手術から数年後 |
定期検診や口腔ケアを怠るとインプラント周囲炎や周囲の虫歯で痛む可能性がある |
今回はインプラント治療における痛みについて、手術中・手術後・数年後の3つに分けて、対策法とともにまとめました。
インプラント治療を得意とする歯科医の目線から、忖度なしの本音で解説します。
記事を最後までチェックすれば、インプラント治療の痛みに関する不安がなくなります。
Q「インプラントは痛いですか?」A「手術中は麻酔をしているので痛くありません」
インプラント治療では、抜歯後に人工歯根を埋入します。その際に外科手術が必要です。
外科手術中は、局所麻酔を使用するので、痛みはまったくありません。
過去に歯の治療で、局所麻酔の経験がある方もいらっしゃるでしょう。痺れて触れられていることすら気づかないような感覚のなかで手術します。
治療を開始する前に、麻酔がきちんと効いているか確認するので、ご安心ください。また治療中も、痛みはないか定期的に確認します。
基本的に痛みが出ることはありませんが、万が一痛みが出た場合は麻酔を追加します。
インプラント手術中の痛みを軽減する方法
インプラント治療では、手術中の痛みはありません。
しかし、局所麻酔をする際にはチクっとします。また局所麻酔が効いていても、手術中に意識はあります。
まず局所麻酔時のチクっとした痛みが不安な方には、表面麻酔がおすすめです。局所麻酔の前に表面麻酔を塗ることで、注射針が刺さる感覚を抑えられます。
また意識がある状態での外科手術が不安な方には、静脈内鎮静法がおすすめです。
全身麻酔ではありませんが、点滴で鎮静剤や麻酔薬を投与して、眠っているような感覚のなかで手術を受けられます。
インプラント治療には、抜歯即時埋入と抜歯待時埋入の選択肢があります。後者では抜歯と人工歯根の埋入時、2回の手術が必要です。
一方前者では、抜歯と人工歯根の埋入を同時に行います。そのため不安を感じる回数を1回に抑えられます。
表面麻酔・静脈内鎮静法・抜歯即時埋入についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:インプラントの麻酔方法・種類は2つ!静脈内鎮静法・局所麻酔の特徴や費用を紹介
関連記事:インプラントの抜歯即時埋入とは?メリット・デメリットや費用について解説
Q「インプラント手術後は痛いですか?」A「人によっては腫れたり痛んだりします」
インプラント手術中に痛みはありません。
しかし、手術後に痛みを感じる方もいます。また手術箇所が腫れてしまう方もいます。
インプラント手術後の痛みはいつまで続く?
インプラント手術後の痛みが続く期間には、個人差があります。そもそも痛みが出ない方が多く、痛みが出る方が稀です。
痛みは早くて数日、長くて2週間ほどで落ち着くのが一般的です。痛みのピークは手術翌日から2日目くらいで、その後は徐々に軽減していくでしょう。
特に顎骨の密度が薄く、骨造成を行った場合には、通常のインプラント手術よりも痛みが出やすいとされています。
しかし痛みが出たとしても、痛み止めで十分対応可能です。
また抜歯から1週間〜10日ほど経ち、仮歯を装着してからは、痛みはほとんど感じません。
手術後の痛みや腫れを抑えるには低侵襲インプラントがおすすめ
インプラント手術後の痛みや腫れを最小限に抑えたいのであれば、低侵襲インプラントがおすすめです。
低侵襲インプラントとは、歯茎を大きく切開せず、必要最小限の傷口で人工歯根を埋入する治療法です。
傷が小さい分、手術後の痛みや腫れが軽減されます。回復も早いです。
しかし低侵襲インプラント治療には高度な技術を必要とします。そのため対応できる歯医者は限られています。
事前に低侵襲インプラント治療に対応しているかどうかを確認しましょう。
なお東京都港区浜松町にある当院は、低侵襲インプラントに対応しています。手術後の痛みや腫れを抑えたい方は、ぜひご相談ください。
インプラント治療から数年後に痛みが出る主な原因
インプラント治療から数年後に、痛みが出る場合もあります。その主な原因は、以下の2つです。
- インプラント周囲炎
- 周囲の虫歯
それぞれ詳しく見てみましょう。
インプラント周囲炎
口腔ケアを怠ると、インプラント周囲炎になる可能性があります。
インプラント周囲炎とは?:
インプラント周囲の歯茎や骨が歯周病菌に感染した状態。インプラント版の歯周病。
インプラント周囲炎では歯周病と同じような炎症が起き、そのまま放置すると顎骨が溶けて、最悪の場合インプラントが脱落してしまいます。
その際に痛みを感じるでしょう。
インプラント周囲炎の原因は、口内に溜まった歯石です。歯周病になるメカニズムとまったく同じです。
たしかにインプラント治療は、綺麗な歯を手に入れられます。しかし歯のメンテナンスが不要になるわけではありません。
「せっかく歯を綺麗にしたのにインプラント周囲炎になるなんて…」と後悔する方もいます。
関連記事:インプラントで後悔する8つの理由をブログから厳選して解説
周囲の虫歯
インプラントは、虫歯になりません。しかしそれ以外の歯は、これまでと同じように虫歯になります。
例えば前歯4本をインプラントにした場合でも、それ以外の歯が虫歯になる可能性は十分あるでしょう。
虫歯には痛みがあります。特に神経に達した虫歯は強く痛みます。
周囲の虫歯による痛みを、インプラントの痛みと勘違いしてしまう方もいるようです。
インプラント治療後も、口腔ケアは欠かせません。ケアを怠ると虫歯が進行して、インプラント治療を行う歯が増え、治療費もかさんでしまいます。
関連記事:インプラント費用は1本40〜70万円! 前歯と奥歯の違いや費用を抑える5つの方法を紹介
インプラント治療から数年後の痛みを予防する2つの方法
インプラント治療から数年後の痛みを予防する方法は、以下の2つです。
- 歯医者での定期検診
- 丁寧な口腔ケア
1つずつ詳しく見てみましょう。
歯医者での定期検診
インプラント治療を受けたあとも、2〜3ヶ月に1回は歯医者に通い、定期検診を受けましょう。
定期検診の内容は以下のとおりです。
- 磨き残しや虫歯の有無の確認
- 歯石除去
虫歯は、早い段階で発見できるに越したことはありません。万が一虫歯になっていても、定期検診によって早期発見ができれば、抜歯ではなく詰め物や被せ物で済みます。
また歯石は、歯磨きでは除去できません。定期検診で歯石を除去することで、歯周病やインプラント周囲炎を予防できます。
虫歯が複数ある方は、特にひどい箇所だけをインプラントにして満足するのではなく、それ以外の箇所の治療も検討してみてください。
関連記事:歯がボロボロすぎて歯医者に行けない人必見!5つの原因と放置の危険性を解説
丁寧な口腔ケア
丁寧な口腔ケアも、インプラント手術後の痛みを予防するために欠かせません。
適切な歯磨きによって、歯垢が溜まるのを防げたり、口内に残った糖を洗い流せたりします。
歯垢は後に歯石となり、歯周病やインプラント周囲炎へとつながります。また口内に残った糖は、歯が溶けて虫歯になる原因です。
まずは正しい方法で1日最低2回の歯磨きを心がけましょう。
食後すぐに歯を磨き、間食をしないのがベストです。しかしそこまで厳しくする必要はありません。
朝晩の歯磨きと、食後に軽く口を濯ぐだけでも、十分効果はあります。
痛みのないインプラント治療はトラストデンタルクリニックにおまかせください
トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。当院では、インプラント治療に関するさまざまな選択肢を用意しています。
痛みに関する不安を極限まで抑えた治療も可能です。
まず麻酔に関しては、局所麻酔に加えて静脈内鎮静法や表面麻酔にも対応しています。
また麻酔液をゆっくりと一定の速度で注入して圧による痛みを軽減したり、麻酔液を温めて体温との温度差による痛みを和らげたりしています。
手術の回数を1回にする、抜歯即時埋入での治療も可能です。
手術後の痛みを抑えられる、メスを使わない低侵襲インプラント治療も得意としています。
低侵襲インプラント治療によって術後の痛み・腫れは軽減されます。手術時間も短縮され、20分で終わるケースも珍しくありません。
▲当院でのインプラント治療例
当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。
首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。
まとめ
インプラント治療における痛みについて、手術中・手術後・数年後の3つに分けて、対策法とともに解説しました。
インプラント手術中に痛みはありません。表面麻酔や静脈内鎮静法などで、より快適に手術を受けられます。
また稀ですが、手術後に痛みを感じる方もいます。手術後の痛みは、低侵襲インプラント治療で軽減可能です。
手術から数年後の痛みを防ぐには、定期検診や日々の口腔ケアが欠かせません。
首都圏で痛みを抑えたインプラント治療を希望される方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。