インプラントに年齢制限はないが適正は20〜80歳!割合や年齢よりも大事な基準を紹介
インプラント治療に年齢制限はありません。しかし、適正年齢は20〜80歳です。
20歳以下だと顎の骨が発達しきっていない可能性があります。80歳を超えると、健康面からインプラント手術のリスクが高くなります。
「自分の年齢でインプラント治療を受けるのはどうなのか…」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回はインプラント治療の適正年齢や年齢別割合、年齢よりも大事な基準などについてまとめました。
インプラント治療を得意とする歯科医の目線から、本音で解説します。
記事を最後までチェックすれば、今のあなたがインプラント治療に適した年齢か否かが明確になります。
インプラント治療に年齢制限はないが適正は20〜80歳
インプラント治療に、法律上の年齢制限はありません。しかし適正年齢は、20〜80歳程度とされています。
まず18歳未満の若年層は、顎骨が発達途中です。そのため人工歯根を埋め込んでも、成長に伴って位置がずれたり、噛み合わせに影響が出たりする可能性があります。骨の成長が安定する20歳前後まで、インプラント治療は待った方が良いでしょう。
80歳を超える高齢者になると、全身の健康状態や骨密度の低下、持病による手術リスクの上昇が懸念されます。
また認知症が進行すると、手術はもちろん、手術後のメンテナンスまで困難になるでしょう。
しかし80歳を超えているからといって、必ずしもインプラント治療を受けられないわけではありません。身体的・精神的な健康状態の慎重な見極めが大切です。
インプラント装着者の年齢別割合
厚生労働省が令和4年に実施した歯科疾患実態調査によると、インプラント装着者の年齢別割合は以下のとおりです。
年齢 |
インプラント装着率 |
10代 |
0% |
20代 |
2.6% |
30代 |
1.3% |
40代 |
0.7% |
50代 |
6.1% |
60代 |
8.1% |
70代 |
9.8% |
80歳以上 |
7.8% |
出典:厚生労働省 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要 16ページ
上記表を見ると、50代以降からインプラント装着率が急増しており、最も高いのは70代であることが分かります。
なお20代や30代でインプラントを装着するケースの大半は、先天性欠如や事故・スポーツによる外傷が原因です。
上記調査では、若年層ほど被調査者数が少なくなっています。例えば70代の被調査者数が563人であるのに対し、20代は90人、30代は158人です。
そのため10〜30代のインプラント装着率については、信頼性に欠ける可能性があります。
しかしそれでも、年齢をかさねるほどインプラント装着率が上昇する傾向については変わりません。
インプラント治療を受ける年齢で多いのは40〜60歳
インプラント治療を「初めて」受ける年齢として多いのは、40〜60歳です。理由は以下の2つです。
- 40〜60歳は抜歯が必要なほど虫歯が進行してしまう年齢だから
- 40〜60歳は金銭的にも比較的余裕がある年齢だから
1つずつ詳しく解説します。
40〜60歳は抜歯が必要なほど虫歯が進行してしまう年齢
虫歯は、以下の順序で進行します。
- C0:初期の虫歯
- C1:エナメル質の虫歯
- C2:象牙質の虫歯
- C3:神経まで達した虫歯
- C4:歯根まで達した虫歯
虫歯が歯根まで達すると抜歯が必要になり、インプラント・入れ歯・ブリッジといった治療を行うこととなります。
虫歯は、風邪のように自然には治癒しません。
「20代の頃に象牙質まで達した虫歯が、30代の頃に再発して神経まで達してしまった」のように徐々に進行していきます。
そうやって歯根まで達する虫歯が増えてくる年齢が、40〜60代です。
一方20代や30代だと、いくら口腔ケアをサボっていても、歯根まで達するほど虫歯が進行する方はほとんどいません。
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40〜60歳は金銭的にも比較的余裕がある年齢
インプラントには、1本あたり40〜70万円の治療費がかかります。保険の適用はありません。自由診療が原則です。
デンタルローンやブリッジとの併用など、治療費を抑えるための選択肢も存在します。しかしそれでも、金銭的な余裕がなければ選択できない治療法です。
40〜60代は、収入が安定しており、子育てや住宅ローンなどの大きな出費もひと段落する時期です。
そのため入れ歯やブリッジではなく、インプラントを選ぶ方が増えていると考えられます。
関連記事:インプラント費用は1本40〜70万円! 前歯と奥歯の違いや費用を抑える5つの方法を紹介
関連記事:インプラントが保険適用になったのはいつから?条件が厳しすぎるって本当?将来についても解説
インプラント治療に年齢は関係ない!大切なのは歯の状態
20〜70代の場合、インプラント治療を選択するか否かを、年齢で決めるべきではありません。
大切なのは、歯の状態や予算、審美性・耐久性へのこだわりです。
まず年齢を問わず、虫歯が歯根に達した段階で、選択できる治療法はインプラント・入れ歯・ブリッジのみです。
予算や審美性・耐久性へのこだわりに応じて、これら3つのなかから治療法を選択します。
インプラントには、圧倒的な審美性・耐久性があります。その分費用は最も高額です。
入れ歯は最も安価な選択肢ですが、毎日着脱して洗浄しなければなりません。「入れ歯だけは嫌だ」と考える方も多い印象です。
ブリッジは、両隣の歯を支えとします。そのため両隣に丈夫な歯が残っていなければ選択できません。
関連記事:インプラントとブリッジはどっちがいい?費用の違いや併用の選択肢について解説
高齢者のインプラント治療には問題もある
適正年齢こそあるものの、高齢者でもインプラント治療は可能です。しかし年齢をかさねるほど、リスクや注意点が増えるのは事実です。
インプラント治療では、顎骨に人工歯根を埋入します。そのため丈夫な顎骨が必要です。
一般的には年齢をかさねるほど、骨密度が低下します。よって骨造成などの治療が追加で必要になり、治療期間が伸びたり身体への負担が増えたりする可能性があります。
また高齢になるほど持病を抱えている方が多く、手術自体がリスクになるケースも少なくありません。
例えば糖尿病や高血圧などは、手術時の細菌感染リスクや傷の治りの遅さに影響します。
治療難易度や、綺麗な歯を長期間使えるといった観点からも、できるだけ早くインプラント治療を受けるに越したことはありません。
関連記事:インプラントの平均治療期間は7.5ヶ月!最短で3ヶ月!歯がない期間や食事について解説
年齢問わずインプラントの治療後には明るい未来が待っている
インプラントの治療後には、以下2つの明るい未来が待っています。
- 歯に関するコンプレックスから解放される
- 食事を楽しめる
それぞれ詳しく見てみましょう。
歯に関するコンプレックスから解放される
インプラント治療を受けると、歯がほとんどなかった頃に感じていた、見た目や発音に関するコンプレックスから解放されます。
特に前歯の虫歯が歯根まで進行している場合「歯を見せて笑えない」「会話中に口元を隠してしまう」という方も多いでしょう。
インプラント治療を受ければ、入れ歯やブリッジよりも天然歯に近い見た目と機能を取り戻せます。
人工歯根からしっかり固定されているので、会話中や粘り気のあるものを食べた際に外れてしまうリスクもありません。
コンプレックスから解放されるだけでなく、人生を前向きに楽しむきっかけになります。
関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク
食事を楽しめる
虫歯が歯根まで達した際の治療法は、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つです。
これらのなかで、顎骨に人工歯根を埋入して、その上に人工歯を装着する治療法はインプラントだけです。
インプラント治療では、天然歯と同じように歯根があり、固定されます。そのため天然歯に近い噛みごたえを得られ、食事を楽しめるでしょう。
また噛むこと自体が脳への刺激につながり、認知症の予防になるとも言われています。
インプラント治療はトラストデンタルクリニックにお任せください
トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。当院では、インプラント治療に関するさまざまな選択肢を用意しています。
当院の強みは、サージカルガイドを使用した、メスを使わない低侵襲インプラント治療です。
低侵襲インプラント治療によって術後の痛み・腫れは軽減されます。手術時間も短縮され、20分で終わるケースも珍しくありません。
当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。
▼当院における前歯4本の治療事例(インプラント2本・ブリッジ2本、治療期間6ヶ月、治療費132万円)

Before

After
首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。
まとめ
インプラント治療の適正年齢や年齢別割合、年齢よりも大事な基準などについて解説しました。
初めてインプラント治療を受ける年齢として多いのは、40〜60代です。そしていずれインプラント治療を受けるのであれば、早いに越したことはありません。
治療が早ければ、その分コンプレックスから解放されるのも早くなります。最短で3ヶ月後には、歯に関する悩みをゼロにすることも可能です。
首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。