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歯がボロボロになる原因は4つ!対処法や早めに治療すべき理由を紹介

歯がボロボロ

歯がボロボロになる原因は4つ!対処法や早めに治療すべき理由を紹介

歯がボロボロになるのには、明確な原因があります。

原因を知れば対処法がわかります。早めに対処することで「歯がボロボロ」を最低限に抑えられたり、綺麗に治療したりできるでしょう。

今回は、歯がボロボロになる原因と対処法、早めに治療すべき理由についてまとめました。

歯医者の目線から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、自身の歯がなぜボロボロになってしまうのか、どうすれば綺麗な歯を手に入れられるのかが明確になります。

歯がボロボロになる原因は4つ

歯がボロボロになる原因は、大きく以下の4つです。

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 歯ぎしり
  • 外的な力

それぞれ詳しく見てみましょう。

虫歯

虫歯は、放置すると進行していきます。そして虫歯が象牙質に達すると、歯が黒くなる可能性が高まり、ボロボロに見えてしまいます。

以下、虫歯の進行度合いをまとめました。

  • C0:初期の虫歯
  • C1:エナメル質の虫歯
  • C2:象牙質の虫歯
  • C3:神経まで達した虫歯
  • C4:歯根まで達した虫歯

虫歯菌は、硫化水素を生み出します。これが鉄分と反応して黒色の硫化鉄になります。

硫化鉄が象牙質にある有機質に付着することで、歯が黒く見えるのです。

なおエナメル質には有機質が少ないので、硫化鉄が付着して歯が黒くなる可能性は高くありません。

つまり虫歯が初期の状態だと、それほどボロボロには見えません。

歯周病

歯周病とは、細菌が歯茎に炎症を起こし、骨を溶かして歯が抜ける疾患です。

歯茎が赤く腫れて出血しやすくなると歯肉炎になり、それが悪化すると歯周炎になります。そして歯周炎が最終的には歯周病になります。

歯茎が下がって歯の露出が増えることで、虫歯になる可能性も上がるでしょう。

また歯周病が進行して歯が抜け、それをそのまま放置しているとボロボロに見えてしまいます。

本記事では歯がボロボロになる原因を4つ紹介しています。その中でも、虫歯と歯周病が原因で歯がボロボロになる方が大半です。

歯ぎしり

歯ぎしりは、無意識のうちに上下の歯を強くこすり合わせる行為です。睡眠中に起こることが多く、自分では気が付かないケースも少なくありません。

歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経・歯根の順番で構成されています。歯ぎしりが習慣化すると、歯の表面がすりへり、エナメル質が損傷します。

歯が脆くなるので、割れたり欠けたりする可能性が高まるでしょう。

以上から、歯ぎしりを放置していると歯がボロボロになってしまいます。

歯ぎしりは、マウスピースで対策可能です。またストレスを減らすと、歯ぎしりが治りやすいとされています。

外的な力

事故やスポーツによる衝撃など、外的な力によって歯が欠けたり折れたりすることがあります。

前歯が欠けると、歯がボロボロに見えてしまうでしょう。

事故には気をつけるしかありませんが、スポーツによる衝撃はマウスピースで対策可能です。

虫歯や歯周病になる原因と対処法

歯がボロボロになる原因として多いのが、虫歯と歯周病です。そして虫歯や歯周病になる原因は、以下の3つです。

  • 甘いものばかり食べている
  • 口内環境が良くない
  • 定期的に歯医者に行っていない

1つずつ詳しく解説します。

甘いものばかり食べている

甘いものには、糖が含まれています。

虫歯菌は糖を分解して酸性になり、歯を溶かします。これが虫歯ができる仕組みです。

また、糖はプラークの形成も進めます。

プラークとは歯垢のことで、細菌の塊です。プラークが約2週間歯の表面についていると、やがて歯石になります。

繁殖した細菌が歯茎や歯槽骨に侵入することで、歯周病になってしまいます。

虫歯や歯周病を防ぎたいのであれば、甘いものを食べないに越したことはありません。しかし、甘いものを全く食べないのは非現実的です。

甘いものを食べる頻度を減らしたり、甘いものを食べた後はすぐに歯磨きやうがいをしたりすることが大切です。

口内環境が良くない

厳密には「甘いものを食べる=虫歯や歯周病になる」ではありません。甘いものに含まれる糖が口内に長時間残ることによって、虫歯や歯周病になります。

例えば歯磨きがきちんとできていなかったり、唾液の分泌量が少なく口内が乾燥していたりすると、虫歯や歯周病になりやすいです。

※唾液には酸性の口内を中和する役割がある。口内が乾燥すると虫歯菌が繁殖しやすい。

甘いものを食べていても、口内環境を良い状態に保つことができれば、虫歯や歯周病にはなりません。

歯磨きは、磨き残しがないよう意識的に行いましょう。唾液の分泌量が少ないと感じる場合は、こまめな水分補給を心がけましょう。

定期的に歯医者に行っていない

「歯がボロボロだから治療をしたい」と来院される方のなかには、何十年も歯医者に行っていない方も珍しくありません。

歯医者に行かないと、虫歯がどのくらいあるのか、どのくらい進行しているのかが分かりません。虫歯は自然治癒することはないので、悪化するばかりです。

3ヶ月に1回など定期的に歯医者に行くと、虫歯を早い段階で発見でき、歯がボロボロになるのを防げます。また歯石取りを行うことで、歯周病も予防できます。

歯医者に行かずに「歯がボロボロ」の解決はできません。

正しい歯磨きの仕方やおすすめのマウスウォッシュなど、実用的なアドバイスも受けられるので、まずは勇気を出して歯医者に行ってみましょう。

関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク

「歯がボロボロ」は遺伝が原因?

「歯がボロボロになるのは遺伝が原因」と考える方もいらっしゃるでしょう。

確かに親の歯がボロボロだと、子もそうなりやすい傾向にあります。しかし厳密には「歯がボロボロ」が遺伝するのではなく、「歯がボロボロになる原因」が遺伝します。

具体的には以下のとおりです。

  • 歯並び
  • 唾液量
  • 歯質

また食習慣や歯磨きの方法、歯医者に通う頻度なども、親の影響を受けます。

つまりこれらを改善・対策すれば、親の歯がボロボロだからといって諦める必要はありません。

そして一番の対策と言えるのが、定期的な歯科検診です。

関連記事:歯がボロボロは遺伝だから仕方ない?歯が生まれつき弱い人の特徴を紹介

「歯がボロボロ」を早めに治療すべき理由

以下2つの理由から「歯がボロボロ」は、早めに治療するに越したことはありません。

  • 放置すればするほど虫歯が進行するから
  • 放置すればするほど治療費がかさむから

各理由について詳しく見てみましょう。

放置すればするほど虫歯が進行するから

虫歯は、自然に治癒することはありません。虫歯には初期の虫歯から歯根に達した虫歯まで、5つの段階があるとお伝えしました。

治療をせずに放置をしていると、虫歯はどんどん進行していきます。どんどん歯がボロボロになっていきます。

虫歯が象牙質に達すると、冷たいものや甘いものに痛みを感じるようになるでしょう。歯が黒くなるので、見栄えも悪くなります。

神経に達すると、激しい痛みを引き起こします。

また一度歯周病になると、元の状態には戻りません。しかし治療によって炎症を防ぎ、進行を止めることはできます。

「歯がボロボロ」を放置していても、何も良いことはありません。とにかく早めに治療することが大切です。

関連記事:歯がボロボロすぎて歯医者に行けない人必見!5つの原因と放置の危険性を解説

放置すればするほど治療費がかさむから

虫歯が進行すればするほど、治療は複雑になっていきます。そして治療費もかさみます。

例えば被せ物にかかる治療費は、1つ10,000円程度です。一方インプラントの場合、1本400,000〜700,000円かかります。

治療費を抑えるためにも、少しでも早く治療をして、虫歯の進行を止めることが大切です。

また治療には、保険適用と保険適用外があります。被せ物の場合「銀歯まみれになるのが嫌だから」と保険適用外の治療を選択すると1つ80,000〜180,000円の治療費がかかります。

治療しなければならない歯が1〜2本であれば、なんとかなるかもしれません。

しかし「歯がボロボロ」を放置すると、まとめて何本もの歯を治療することとなり、費用がかさみます。

関連記事:歯がボロボロだと治療費はいくらに?お金がない場合の対処法も紹介

「歯がボロボロ」で悩む方にはトラストデンタルクリニックがおすすめ

「歯がボロボロ」で悩む方にはトラストデンタルクリニックがおすすめ

トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。

「歯がボロボロ」で悩む方への治療を得意としています。

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▲当院での治療例

当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。

「保険治療を中心になるべく費用を抑えたい」「自費治療で構わないからとにかく治療回数を減らしたい」のような患者様のご要望に合わせて、最適な治療方法や費用をご提案させていただきます。デンタルローンもございます。

首都圏で「歯がボロボロ」とお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院の歯科治療について詳しく見てみる

まとめ

歯がボロボロになる原因と対処法、早めに治療すべき理由について解説しました。

歯がボロボロになる原因の大半は、虫歯と歯周病です。そして虫歯と歯周病になる原因は、以下の通りです。

  • 甘いものばかり食べている
  • 口内環境が良くない
  • 定期的に歯医者に行っていない

どれも、今日から対策を始められます。

特に「定期的に歯医者に行っていない」は、今日を逃すと何年もそのままになってしまう可能性があります。

歯について調べている今の勢いを利用して、予約をしてみましょう。歯医者に行ったからといって、即日治療をされることはありません。

首都圏で「ボロボロの歯」の治療に特化した歯医者をお探しの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

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