プラークコントロールでむし歯・歯周病を予防!
こんにちは。
JR山手線「浜松町駅」北口から徒歩3分、都営大江戸線・浅草線「大門駅」A1出口から徒歩30秒にある
「トラストデンタルクリニック大門浜松町」です。
「むし歯や歯周病の予防には、プラークコントロールが大切」と、耳にしたことはありませんか?
まさにその通りで、プラークコントロールができれば、むし歯や歯周病の心配がなくなります。
「それってどういう意味?口の中を清潔に保つこととは何がちがうの?」という人にこそ読んでほしい、今回はそんなプラークコントロールについてのお話をしたいと思います。
プラークとは?
まずプラークとは、歯の表面に付着しているネバネバした「歯垢」のことで、いわば細菌のかたまりです。
朝、起きた時だけ、なんとなく口の中がネバネバしている、という人もいるのではないでしょうか?
プラークには1mgあたり、およそ1億個以上もの細菌が含まれているといわれています。
うがいをしたくらいではプラークは取れないのですが、毎日歯磨きをしっかりすると除去できます。
日頃から歯磨きをしっかりしている人は、あまりプラークのネバネバを感じたことがないかもしれませんね。
プラークができるしくみ
もともと口内は中性なのですが、食事をすると、むし歯菌(ミュータンス菌)が、歯に残った食べカスなどに含まれる糖分をエサに酸を出し、プラークをつくります。それがネバネバした膜のような状態になって、歯の表面に付着します。
そうなると、口内は酸性に傾いたま中性に戻らなくなり、酸で歯が溶かされます。それがむし歯です。
そして歯肉に炎症を起こし、歯の周辺組織を溶かす細菌も存在します。それによって進行するのが、歯周病です。
口内が酸性に傾いている時間が長くなると、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
プラークコントロールとは?
プラークコントロールとは、口内のプラークを減らし、むし歯や歯周病を進行させないための取組みです。
残念ながら、お口の中にある細菌をゼロにすることはできないのですが、できる限り減らすことは可能です。
歯を磨くと、口内の細菌量が元に戻るまで48時間かかるといわれています。丁寧な歯磨きを継続していけば、少しずつ細菌を減らすことができるのです。
そのためには、
①食事をした後は口内環境を中性に戻すために、早めに歯磨きをすること。
②細菌が活発化しやすい就寝前にも、歯を磨くこと。
③歯垢がたまりやすい歯と歯の隙間は、1日1回以上、デンタルフロスなどを使用して清掃すること。
この3項目を守って、プラークコントロールを続けていきましょう。
トラストデンタルクリニックでは、歯磨きのご指導をしています。「効果的なプラークコントロールのやり方を知りたい」という方は、ぜひ一度ご来院ください。一人ひとりのお口の状態に合った方法をご指導します。